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2016年12月のWordBench Tokyoにて、プラグイン情報のLTをしてきました

先月、年末に開催されたWordBench Tokyoの12月の会で、ライトニングトークに登壇しました。ネタはプラグインの紹介で、「2016年にお世話になったプラグインと年末年始に試したいプラグイン」です。

「地味だけど改めてお世話になったプラグイン」は以前から知っている、または使ってるけど、仕事の中で今年改めてお世話になったプグインです。その中から、日本のコミュニティではあまり聞かない地味〜なプラグインを紹介しました。「2017年に向けて試したいプグイン」は、まだローカルで試した程度ですが、比較的信頼のおける情報源からだったので紹介しました。

2016年、地味だけど改めてお世話になったプラグイン(と、その作者たち)

Public Post Preview

Public Post Preview
Public Post Preview

Public Post Previewは、サイトに未登録のユーザーでも投稿のプレビュー確認を可能にしてくれるプラグインです。投稿毎に一時利用のURLを作成することで実現しています。いわゆる「このURLを知ってる人のみアクセスできるリンク共有」です。 Continue reading

WordPress 4.6から管理画面はネイティブフォント

WordPress 4.6から管理画面に指定されていたフォントがOpen Sansからネイティブ・フォントに変更されます。下記の記事を参考に、変更内容を調べてみました。

Open Sansからネイティブへ

3.8で管理画面のUIが一新された時からOpen Sansが指定されるようになりました。

body {
    font-family: "Open Sans", sans-serif;
}

しかし、幾つか問題点もあり、その1つがGoogle Fontsからフォントをロードせざるをえないことです。

<link rel="stylesheet" id="open-sans-css" href="https://fonts.googleapis.com/css?family=Open+Sans%3A300italic%2C400italic%2C600italic%2C300%2C400%2C600&amp;subset=latin%2Clatin-ext&amp;ver=5bf5a1af710ddc76d9b7fe8a90fede2c" type="text/css" media="all">

そこで、解決策として4.6からネイティブフォントが採用されることになりました。

body {
    font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, "Segoe UI", Roboto, Oxygen-Sans, Ubuntu, Cantarell, "Helvetica Neue", sans-serif;
}

ネイティブフォントの採用により:

  • より速いロード時間(特にオフライン時)
  • サードパーティー依存の解消
  • より”ネイティブ感”(ウェブとネイティブアプリの境界がなくなってきている)

が期待されます。

日本語の環境で確認してみました

Mac OS (El Capitan) で、 左から下記の組み合わせです。

  • 4.5.3 / Chrome
  • 4.6 beta 2 / Chrome
  • 4.6 beta 2 / Safari
Wordpress 4.5.xと4.6 beta 2のダッシュボード比較

ダッシュボード

Wordpress 4.5.xと4.6 beta 2の投稿一覧比較

投稿一覧

どうでしょうか?El CapitanなのでSan Franciscoになっていると思います。日本語では違いをあまり感じないですね。むしろ英語の方がウェイトが若干違うような。Matt Miklicさんの記事で、彼がOpen Sans とシステムフォントの表示比較のページを作っているので、それも参考に。

一番気になるのはWindowsの方ですね。Segoe UIらしいですが、どうなんでしょう…キャプチャとれなかったので、とれる方はぜひシェアしてください。

WordCamp Tokyo 2011 に参加しようか迷っている方へ

Wapuu | Tokyo, Japan

公式サイトやTwitterFacebookなどで既に様々な発表を行っていますが、11月27日(日)にWordCamp Tokyo 2011を開催します。関東圏では2008年と2009年の東京、2010年の横浜に続き4回目の開催となり、日本全体としても9回目のWordCampになります。今回のWordCamp Tokyo 2011は、「なぜWordCampを開催するのか?東京で開催するWordCampとは何か?」という根っこから改めて考え、新しい運営体制も試みてみようと、僕が6月に手を挙げてプロジェクトをスタートさせました。つまり言いだしっぺであり、実行委員長です。

リレーブログ

さて、WordCamp Tokyo 2011当日まで3週間を切ったこのタイミングで、スタッフによるリレーブログをスタートさせることになりました!

残り3週間、つまり21日という数字はスタッフの人数よりも少なく、毎日誰か1人ブログを書いていくと日数が足らないやん!どうすんのん!という心配はさておき・・・とにもかくにもトップバッターを言い渡された僕が書かないとリレーをスタートできません。

初めての方やこれまで敬遠されてきた方々にこそ

WordCamp Tokyo 2011は、これまでWordCampに参加された方や、デベロッパーの方たちにも、もちろん引き続き参加してよかったと思うイベントにしたいと思っています。加えて、今回は特に意識して、イベント(特にセッションの構成)を作るにあたり対象とした方々がいます。

「WordPressをさわり始めたばかりだから自分には難しそう。」
「PHPが分からない初心者だから聞いても難しそう。」
「技術系のカンファレンスっぽいから、技術職(エンジニアやプログラマーなど)ではない私にはつまらなそう。」
「WordPressは使ってるけど、コードがどうのやら、用いられている技術がどうとか、そういう話は一切興味がない。」
「WordPressのマニアだけで盛り上がっているカンファレンスでしょ?」

・・・という思いで、参加してみようかどうしようか悩んでいる方々、今までWordCampを敬遠されてきた方々にこそ、是非今回のWordCamp Tokyo 2011は来ていただけたらなと思います。

WordCampは「ユーザーやビギナーはお断りの技術系カンファレンス」である決まりはどこにもない。ユーザーも開発者も、ビギナーも上級者も、分野や技術レベルなどに関係なく、WordPressという”道具”を作る人と使う人が「集い」、そして「学び」、さらに「お互いを知る」。そういうイベントを目指したい。加えて、このWordCampが何かのきっかけや始まりになったらとても嬉しいと思います。

セッションへの参加(無料です!)も、懇親会への参加(3,000円です!)も、まだまだ受け付けていますので27日は是非品川シーサイドは足を運んでみてください!
(とは言え、これまでにない非常に早いペースでチケットは売れているので購入は是非お早めに!)

WordPressが初めて翻訳されたのは日本語

こちらにWordPressの創始者Mattt Mullenwegのインタビューが載っていますが、その中で「WordPressが初めて翻訳されたのは日本語」との答えが。かなり早い段階からあったとは思っていましたが、日本語が初だったとは。

MB: Tell us something we don’t know about WordPress.

MM: The first ever translation of WordPress was in Japanese, and we had no framework for translation at the time so the fellow who did it had to manually go through hundreds of files and tens of thousands of lines of code. It blew me away.

The future of WordPress: Q&A with founder Matt Mullenweg | memeburn

追記:たいさんが全文を訳してくれてます

WordPress 逆引きデザイン事典PLUS

共著した『WordPress 逆引きデザイン事典PLUS [3.x対応]』が一足早く手元に届きました。ようやく一冊の本になったんだなぁと思います。

前書『WordPress逆引きデザイン事典[2.X対応]』を横に並べてみました。こうして見ると厚さはパッと見あまり変わりませんが、ページ数は328から504へ、176ページ、約154%増えています。手にするとずしりと重いです。

発売日はもうすぐ。6月24日(金)です。書店で見かけたら、手に取っていただけると幸いです。

SharkSpaceからヘテムルへお引越ししてみました。無料お試し期間中にいろいろと触ってみようと思います。WordPressの簡単インストール機能が超早いことと、今のところ思っていたよりも重くないことが発見です。

SharkSpaceのちょっと気になるところ

約1年半前から使っている海外のレンタルサーバー SharkSpace ですが、ちょっと気になることがある。

公式ブログ2010年12月27日以来更新されていない。そして、その最後の投稿は「Twitterを始めました」という内容なんだけど、そのTwitterの更新も計5回。最後のTweetは2010年1月1日の「Happy New Year everyone!」。Facebookのページも2010年8月以降アクティビティはなし。

1年365日24時間稼働しているレンタルサーバーの会社としてはちょっと気になりますね。ダウンしたこともないし、少なくとも僕が割り当てられているサーバーのパフォーマンスは非常に安定しているのですが。海外の会社ということもあり、日本ほどきめ細かい、先を行くサポートがありません。

更にきちんと調べたら分かったのがこれ。PHPのバージョンが5.2.13。そう。現在beta2がリリースされているWordPress 3.2は、必要な動作環境がPHP 5.2.4になるので、対応していないことになります。一応インストールしてセットアップはできますけど、運用はしたくないですねー。サポートに言えばバージョンアップしてくれるかもしれないので、そのチケットを切ろうか・・・・それともこのタイミングに乗じてサーバを乗り換えようかと考えてます。

追記: WordPressの行く先、人々、思索

先日WordPressの行く先、人々、思索 « Waviaeiを書いたのですが、その中で一つ忘れていたことに昨日気付かされました。東京の特徴の1つ。それは外国人の多さです。日本に住む外国人の数(外国人登録者数)が、都道府県別で一番多いのは東京都で、全国の19.6%を占めますからね。(出典: 法務省:平成22年末現在における外国人登録者統計について

いや、むしろ、英語を共通言語としてコミュニケーションができる様々な国の人(日本人含む)の多さ、と書くのがより正しいかもしれません。WordPressは世界で最も使われているブログ・ツールです。開発チームのコミュニケーションに使われる言語は英語ですし、最新のニュースを得られるのも英語の記事やドキュメントです。そして、首都圏にも英語でWordPressを使ったり、関連の仕事をしている人たちがたくさんいます。始めようと思い、興味をもっている人たちもたくさんいます。

そして、英語をツールとして学んだり、コミュニケーションをしたり、ネットワークを広げることに飢えている人たちはたくさんいると感じています。

WordPress 逆引きデザイン事典PLUS – カバー画像と目次

先日も書いたとおり、『WordPress 逆引きデザイン事典PLUS [3.x対応]』を執筆(共著)しました。

カバー

Amazonでも本のカバー画像が見れるようになりました。少しわくわくします 🙂

目次

以下に、『WordPress 逆引きデザイン事典PLUS [3.x対応]』の目次を掲載します。僕の方からは中身の一部をサンプルとして掲載することはできませんが、後日、翔泳社さんのサイトから「立ち読み」ができるようになるそうです。
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WordPressの本を執筆しました

このほどWordPressの本『WordPress 逆引きデザイン事典PLUS [3.x対応]』を執筆しました。人生初めての執筆であり、林さんと酒井さんとの共著になります。

書名からピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんが、本書は2008年9月に刊行された『WordPress逆引きデザイン事典[2.X対応]』の改訂版にあたります。前書から2年9か月、当時の最新バージョンは2.6。まだウィジェットが導入されたころであり、functions.phpを使う事もほとんどなかったですよね。WordPressも色々と変わりましたねぇ

より詳しいことは後日書けると思いますが、ひとまず告知まで。なお、本書が対象としている読者層は主に初心者~中級者になります。また、リファレンス本を求めている方にも適しているかと思います。

*追記です。発売日は6月24日の予定です。

WordPress 逆引きデザイン事典PLUS [3.x対応]
翔泳社
売り上げランキング: 217417

WordPressの行く先、人々、思索

ここ数カ月、ちょっとした機会がありこんなことを思索していました。WordPressが行きつく先 ― 機能や技術云々の話ではなくもっと概念的な話。そこからつながる人々の話。そしてWordCampの話。

「こうあるべき」な話ではなく、「そこをまずcorner stoneにして考えることと動くことをしてみようかな」な話です。

Wordpress

何度もドラフトを書いたけれど、うまく言葉でまとめられなかったので、図を多めでいきます。それから、カッチリとした答えを出しているわけでもないので読みにくい(+長文)かもしれませんです。その辺もよろしく。

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WordCamp Fukuoka 2011へ行ってきた

先週、福岡の九州産業大学キャンパスで行われたWordCamp Fukuoka 2011へ行ってきました。去年の開催に引き続き、2年連続の参加となりました。今年も去年同様、色々と刺激を受けつつ楽しめるイベントでした。もちろん、福岡と言えば焼酎に魚、ラーメン、明太子、などなど…相変わらず美味しすぎます 😛

当日の詳しいまとめは、公式サイトにフォローアップの記事があるのでそちらを参照に。当日のプログラムの他、各スピーカーさんのスライドや動画、イベントレポートを書かれた方の記事へのリンク等が張ってあります。

とくに、カイさんの取って出しレポと行ってきたレポの2つがさすが。

写真で振りかえり

Flickrにアップした写真の中から数枚とともに、雑感や感想をいくつか。

WordCamp Fukuoka 2011 #2

WordPressはブログやCMSなど、様々な使われ方をされるようになってきましたね。以前から.orgのAboutページでは「Publishing tool」と書かれていますが、本当にそのようなツールとなってきました。WordPressがオンライン上でpublishing(発信)する為のtool(道具)というのは僕も共感するところです。とは言うものの、WordPressで構築したサイトをブログ形式以外に使おうとすると、まだまだ難しく、手間がかかりすぎます。より易しく、使いやすくする-これは今後のタスクです。

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ちょっと頭の片隅においておくといいかもしれないWordPress関連の2つの論争

日本では殆ど話題にも上らなかったのですが、今年(2010年)初夏のころ、海の向こうではWordPressに関して2つの大きな論争が持ち上がってました。1つはWordPressが採用しているライセンス「GPL」とその商用利用に関する論争。もう1つは3.0から新たに加えられた“機能”に関する論争です。1つ目の論争は、一応、解決しています。2つ目は、3.1にて何かしらの対応がされると思いますが、本質的には解決していません。

技術的な話題ではないのでスルーされがちですが、WordPressの本質に関わることなので、日本の開発者やユーザーの皆さんも「こういうことが起こっている」程度でもいいので、知っておき、頭の片隅にでも置いていた方がいいのでは?と思い記事にしてみました。

2つの大きな論争とは:

  1. WordPressが採用しているGPLライセンスに関する論争
  2. WordPress3.0に埋め込まれた”P”に関するコード

です。

なお、僕もこの2つの論争をはじめから全てフォローできているわけではありません。静まったと思ったらまた再熱したりしています。議論が交わされている場所も無数にあります。それから、僕自身はWordPressコアの開発には加わっていないので、裏事情までは知りません。幾つか英語の記事や、Trac上のチケット、そしてそれらに寄せられたコメント等を読んで、状況を大体把握できたしだいです。そこはご了承下さい。

修正(2010-10-29 00:31):記事のタイトルの「片隅に」の「に」が抜けていたので修正しました。 thanks @naokomc

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ManabiTheme – IntermediateLevelを公開します

以前公開した、「ローカル環境にて、ソースコードからWordPressテーマを学ぶことを目的とした、テーマを学ぶ為のテーマ - ManabiTheme(学びテーマ)」の続きを公開します。前回公開したのはEntry Level(初級編)ですが、今回はIntermediate Level(中級編)です。

ダウンロード:ManabiTheme – IntermediateLeve ver.0.9

ManabiThemeを作成した経緯と、その特徴は、初級編の記事を参照してください。デザインの変更もありません。

中級編に追加したテンプレートファイルは以下の5つ。

  • single.php
  • archive.php
  • page.php
  • search.php
  • functions.php

テーマの機能としては、サイドバーのウィジェットに対応しています。

初級編と同様に、解説をコメントで説明していますが、初級編で書かれていたコメントは一部を除いて全て削除しています。分からない箇所があれば、初級編のテンプレートファイルをもう一度参照して下さい。もちろん、中級編にて新たに追加したテンプレートタグや、逆に削除したテンプレートタグは、初級編のように解説をコメントで説明しています。
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WordCamp Yokohama 2010 に参加しました

もう3週間が経ちましたが(早いものです)、5月29日に東京都市大学にて開催された WordCamp Yokohama 2010WordCamp Yokohama 2010 に、スタッフとして参加してきました。

WordCamp Yokohama 2010 - 懇親会

去年のWordCamp TokyoとWordCamp Kyotoでもスタッフとして参加したのですが、今回はプログラム(スピーカー調整+スケジュール調整+ライトニング・トーク調整)担当というより重要なポストで参加しました。こういう役割でスタッフとして参加することは初めてでしたので、とても難しく、悩み、学んだことが沢山ありました。また、今回は関東圏のWordCampとしては初めて複数トラックでセッションを企画し、場所も大学を行いました。そこらへんの難しさもありました。

それから、他のプログラミング言語やソフトウェアのコミュニティと比べて、WordPressコミュニティはまだ新しい。WordCampを企画・運営する側もまだまだ経験が足りないと個人的には思います。他のコミュニティや経験者ともそこらへんのノウハウを共有しつつ、WordCampはWordCampの味を出して行くのも、個人的には大切だと思いました。

という、運営者視点の感想はさておき、ともかく、来場者の方々、スピーカーの方々、スタッフ、皆さんに当日を楽しんで頂けたのであれば幸いです。特に、これをきっかけに、何か1つの行動を起こしてみたり、もう1歩前に出て行動してみたり…そういう何かのきっかけに成れば嬉しいことです。

WordCamp Yokohama 2010 が開催されます!スタッフです!

2月に開催予定がアナウンスされ3月に特設サイトの仮公開がされた WordCamp Yokohama 2010 ですが、先週末(4月24日)に特設サイトが正式に本公開されました!

参加登録も始まっていますが、公開されて1週間経っていないにも関わらず、この記事を書いている時点の参加登録者数が260人・・・。まだ開催の1か月前な上に、大会のプログラムも発表していないのに、すごい数ですw

今回の WordCamp Yokohama 2010 ですが、僕はプログラム担当として関わっています。PHPとかJavaScriptとかのプログラムではありません。スピーカーとか当日のスケジュールとかの方です。プログラムの方はもう少しで公式サイト上にて発表できると思いますので、もうしばらくお待ちください。

ちなみにこの公式サイトですが、今回は非常に力が入っています。ディレクションからデザイン、twitterとの連携・・・そして参加登録画面と参加者一覧ページ。

技術的な背景は、このサイト作りに関わった内の2人、おでさんとwokamotoさんが詳しく書かれてらっしゃるので、興味がある方は是非。

WordCamp Fukuoka2010の写真をFlickrにアップしました

WordCamp Fukuoka2010の写真をようやく現像し終えて、アップしました。

今回は意外と枚数が少なくて、そこからマシなのを絞ると、更に枚数が少なくなってしまい、最終的に37枚をFlickrにアップ。メインの大会は、望遠を持って行かなかった上に、予想通り暗かったので、聞く方に集中。懇親会も話していた(飲んでいた?)時間が長くて、2次会はプレゼンをさせてもらってたのと、酔っぱらってたので、2枚しか撮っていませんでした。

そんなこんなで、〆に行ったラーメン屋でやたら多く撮っています(笑)。

以下にスライドショーを貼り付けておきますが、じっくり見たい方はFlickrのセット「WordCamp Fukuoka 2010 – a set on Flickr」まで。

あと、WordCamp外で撮影した福岡の写真は、Flickrのセット「Fukuoka, Japan – a set on Flickr」にアップしてありますので、よかったら見てください。熊本の写真もアップし始めましたが、こちらはまだ現像が追いついていません~。

ManabiTheme – EntryLevelを公開してみます

WordCamp Fukuoka 2010の2次会@APIカフェにて紹介させていただいた、「テーマを学ぶ為のテーマ」、名付けてManabiTheme、を公開します!

このManabiTheme(学びテーマ)は、「テーマを学ぶ為のテーマ」として作成しました。外部に公開するWordPressブログ用のテーマとしても使用可能ですが、それよりは、ローカル環境(XAMPP等)にてWordPressテーマを学ぶ為に使用されることを主たる目的として作成しています。

WordCamp Fukuoka 2010

ManabiThemeを作成した経緯

去年の秋頃だったと思うんですが、@khoshinoさんが、とあるWordPressの勉強会にてこんな趣旨のつぶやきをされました。

「テーマを学ぶ為のオススメのテキストやサイトは?」

このつぶやきに反応して、僕を含めて何人かの方がオススメしたのを纏めると。

「一番良いテキストブックは良いテーマ。」

僕はWordPressのテーマを1.5系からいじっているのですが、ある程度基礎的な事が分かると、あとはダウンロードしてきたテーマのコードを読んで学びました。XHTMLとCSSも、「これは!」と思うサイトのソースを読んでましたね。

で、@khoshinoさんに「ではどのテーマが良いですか?」と聞かれて改めて気がついたのですが、最近は「勉強するならこれがいいですよっ」と1つ進められるテーマがないんですよねぇ。WordPressが多機能になるにつれ、テーマの中身が複雑化しました。例えばサイドバーのウィジット化やコメントのスレッド化です。そして、公式レポジトリにアップされるテーマの数が多くなるにつれ、テーマ作者は競うように高機能化を進めていく。例えば、管理画面から各種設定が行えたり、様々な種類のレイアウトからお好みのを選択できたり。悪くはもちろんないんですが、テーマを独学する為の教材としては敷居が高くなってしまった感は否めませんね。

ならば、それに適したテーマを作ってみよう、と思って作成したのがこのManabiThemeです。他人のソースコードを(良い意味で)盗み、学ぶのは、スキルアップに不可欠だと個人的には思います。このManabiThemeがその入り口となってもらったり、きっかけの1つになってもらったら幸いです。

ManabiThemeの特徴

幾つか特徴をご紹介いたします。

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WordCamp福岡に行ってきました!

もう1週間前になるんですが、2月27日に博多で開かれたWordCamp福岡へ行ってきました!

最初(1つめのセッション)から最後(3次会)まで、個人的には全て平均点以上の満足度でした。そして何よりも、僕にとってはWordCampに参加する第一の目的である「WordPressをきっかけとして、色々な人と知り合い、繋がりを広げたい」が、これまで参加したWordCamp同様か、むしろそれ以上に達成できたのが嬉しいです。

WordCamp Fukuoka 2010 #19

メインホールと多目的ホールとに会場が分れていたこともあり、全てのプレゼンは見る事ができませんでしたが、幾つかピックアップすると大体の感想がこんな感じ。

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WordCamp FUKUOKA2010に行ってきます

フライトのチケットや宿を押さえるが直前で、バタバタとしているんですが、今週末の2月27日に福岡で開かれてるWordCamp FUKUOKA2010@wcfukuoka2010#wcfukuoka2010)へ行くことにしました。楽しみです。WordPressを通じて色々な人と出会えるのが楽しみです。九州へは行ったことがないので、どんなところなのか、そこも楽しみです。

今回福岡で開かれるWordCampは、内容的には今まで日本で開かれたWordCampの中では一番規模が大きく、幅も広いものとなりそう。海外で開催される大規模なWordCamp、例えばニューヨークやサンフランシスコでは、複数のホールを使ったプログラム、参加者をもっと巻き込むようなイベント、ジーニアスバー等が定番のように開かれているみたいです。福岡ではそれと同様のプログラムで開かれるようなので、2009年の東京と京都で開かれたWordCampにスタッフとして参加した自分としては「どういった内容にすればより充実したWordCampにできるのか?」の視点からも、この福岡がどうなるのか楽しみにしてます。

ちょうどGravatarの画像を変更した後だったので画像が反映されてません。。。orz

さて。心配ごとは、羽田を朝6時25分という殺人的な早朝時間に出発するフライトに無事間に合えるのか、と、その無茶な移動スケジュールに病み上がり(熱出して寝込んでいました)の僕はついていけるのか、の2つ。実者始発では間に合わないので、前の晩から移動しなきゃあかんのですよね~。まぁ、なんとかガンバリマス(笑)

最近よく読んでいるオススメのWP関連のブログ(中~上級、英語)

最新のWordPress関係の、特に、新バージョンの新機能とか、テーマの仕様の変更、新しいテンプレートタグや、それらのプラグインへの活用、と言った情報はほとんど英語で探しています。いつごろだったかな、ことあるごとに情報網に引っかかるブログがあります。時として、本家のCodexよりも丁寧な説明が早くアップされていたりします。既に知っていて読んでるよ~、という方もいるとは思いますが、そのブログがここ。

Justin Tadlock: Life, Blogging, and WordPress
Jhttp://justintadlock.com/

ここ最近の記事であれば、カスタムタクソノミーの解説カスタムポストタイプWP2.9から加わったPost Image機能などなど。

中級~上級のWPユーザーや、プラグイン及びテーマ開発者にはオススメです。フィードをフォローしておいて損はないかと。

(ただし、英語です)

「マット・マレンウェッグ:WordPressとGPL」の動画を和訳しました

「マット・マレンウェッグ:ワードプレスとGPL」の動画を和訳しました。動画の内容は、WordPress創始者であるマット・マレンウェッグへのWordPress and GPL(ワードプレスとGPL)と題されたインタビューです。

マット・マレンウェッグによる GPL についてのインタビュー。GPL が WordPress にもたらす利益、WordPress が GPL ライセンスである理由、GPL がどのようにイノベーションを育てるか、GPL のテーマやプラグインへの影響、そして GPL が生み出す価値について。

WordPress.tvにて公開されたのが、ちょうどWordCamp Kyoto 2009の直前だったので、和訳無しのバージョンはそのタイミングで見られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

WordCamp Kyoto 2009でも確かGPLについての質問等があったと記憶しています。やはり現状としては、まだまだ理解しづらく、WordPressにおけるGPLの適用範囲や、GPLのテーマ vs. 非GPLのプレミアム・テーマといった話題についても「理解しているようで理解していない」方が多いのではないでしょうか。

このインタビューは、マット本人がこの話題に関しての疑問を答えているものです。理解を深める参考になれば幸いです。僕もこの翻訳作業の過程で少し理解を深めることができたと思っています。

ja.wordpress.org公式のブログ記事「テーマも GPL ライセンス」と、ウェブ上の情報も併せて読むのがオススメですので是非。

この動画を翻訳するにあたり、Automattic, Inc.マクラケン直子さんに、翻訳のチェックや、日本語文章の直しをしていただきました。ありがとうございます。感謝です!

(関係ないですが、このビデオはWordPress 2.9の新機能メディア埋め込み機能を利用して、記事に埋め込みました。リッチ・テキスト・エディター派な方には便利な新機能ですね!)

タグを自動作成してくれるWordPressプラグイン – Japanese Auto Tag

もう、1ヶ月くらい前になりますが、久しぶりに「おおっ!これはいいかもしれない!」とたいさんのブログでみた瞬間思って、速攻で入れたWordPressのプラグインの紹介です。

米国在住の小山さんが作成したプラグインで、その名はJapanese Auto Tag。新規投稿の記事を公開する際に、タイトルから自動的にタグを追加してくれるプラグインです。

結論から言うと、投稿のタグ付けと言う、非常に面倒くさいワンステップを自動化してくれる素晴らしいプラグインです。何回かバージョンアップもされ、禁則ルールも指定できるようになるなど、着実に機能アップしていってる感じです。プラグイン制作者が日本人の方なので、マルチバイト処理や、その他の日本語特有の問題も、(必要であれば)対応の心配はないんじゃないかと思います。

が、僕は2週間ほど使ってみて、使用を停止しました。プラグインの出来が悪いからではありません。使用してみた結果、僕が付けたいと思うタグ付け規則と違うと、使用してから改めて気づいたからです。

このプラグインのタグ付け規則は一言で言うと、タイトルからキーワードとなる語句を抜き取ってタグとする、です。しかし、僕は今のところ、タグはカテゴリを補うキーワードと考え使用しています。ですが、記事のタイトルに必ずしもそのキーワードが入っているとは限らないのです。

また、タグが作成されるタイミングが記事が投稿された時はともかく、編集した後で保存をしても作成されてしまうのが、ちょっと不便だと思いました。投稿された時に作成されたタグの中で、これは付けたくないと思うタグを、編集画面で削除しても、保存するとまたそのタグが作成されてしまいます。

とは言え、結構バージョンアップも早いみたいで、前述した禁則ルールの指定も実は僕が使用していた後に付け加えられた新機能です。なので、ローカルで使用してみたりして、しばらく様子を見ていこうと思っています。