K-7を使い始めて2ヶ月が経ちました(10月に購入)。ここで、これまで感じた使用感や個人的な評価などを、数回に分けて書いていこうと思います。本当は1ヶ月経ったら書くつもりだったんですけどね(笑)。遅くなった分、ガシガシとK-7で撮影してるので、よりよい記事にできればと思っています。

Pentax K-7

K-7のおおまかな感想

まず始めに、K-7の感想と個人的評価をざっくりと端的に述べると「素晴らしい」の一言です。特にボディの小ささや扱いやすさ、機能面が優れています。画質も素晴らしいと思います。しかし、もちろんの事ですが「完璧」ではありません。比較的オールラウンドなカメラとはいい難く、得意、不得意なシーンでの差が大きいようにも思います。

画質や絵作りに関してもう少しだけ述べると、自分で設定したり、調整したりできるパラメータやカスタムイメージ、シャドー補正やハイライト補正等の機能がてんこ盛りな為、使いこなすのが非常に難しいと感じています。それぞれの設定が他と連動してどのように変化するのかが分かりにく、写真の経験と確かな知識、そして見る目がないと、状況に応じて細かくパラメータの設定を変更することが難しく、100%使いこなすのは困難じゃないかな。もちろん、そうしないとダメということではなく、使いこなすのが大変だなぁ、ということです。なお、ノイズに関してネットでもいろいろと言われていますが、確かにもうちょっとがんばってほしいですね。ただ、だからといって画質の評価が大幅に下がるわけでもないですね。ノイズしか気にしない人。ノイズあり=ダメ、だと思っている人は素直に違う機種を使えば良いと思います。

撮影状況

今回は1つ目の記事なので、まずどのような使い方を、どれだけしてきたか、まとめてみます。

この2ヶ月間(正確には62日間)で切ったシャッター回数は4472。なぜかファイルの連番の一番新しい数字4009よりも多いのが謎ですが…ともかく、撮影枚数は約4000枚強です。それまで10ヶ月間使ってきたK-mではシャッター回数が4341なので、この2ヶ月間、ほんとに撮りまくりましたね。

そしてこの2ヶ月間でK-7を使用した主なフィールドや状況は次の通り。

  • 公園での花や風景の撮影
  • 街中での建物や風景の撮影
  • フォトウォーク(都会、自然)
  • モデルさんのポートレート撮影(外付けストロボ有り無し)
  • 夜の撮影(都会、星空、月)
  • ストリートフォト(街を行きかう人々のスナップ)

僕は「風景しか撮らない」とか「猫しかとらない」とかいうように、被写体やテーマを限定して絞って撮影しているのではないので、結構幅広い状況でK-7を使ってきたのでは、と思っています。次回以降は、これらフィールド、状況にて撮影した経験を元に、K-7についていろいろ書いてみようと思います。