さて、ここ1ヶ月くらい、契約の切れるさくらインターネットから、海外の速くてコストパフォーマンスの高いレンタルサーバに乗り換えようと、幾つか記事を書いてきましたが、SharkSpace(シャークスペース)でいく事に決めました。DreamHostは先ほど解約しました。25日間しか使っていないので、もちろん97日間の料金払戻保証内です。先日支払ったUSD24.40は全額戻ってきます。
最終的にSharkSpaceに決めた理由は2つ。
- ブログの表示速度が速い。さくらとDreamHostと比較しても一番速かった。
- 一生涯有効の50%オフのクーポンがあり、1年以上使う事を視野に入れると、USD53.70/年と安かった。
「ブログの~」と言うのは、一応僕のブログの、です。テーマファイルや使用プラグイン等が人それぞれ違うので、一概には言えないと思いますが。値段は今のレートで換算すると約4856円。もしも今後円安ドル高に転じ、1ドルが100円になったしても、5370円。さくらインターネットの5000円/年とほとんど同じです。
僕が気にしていたSharkSpaceのイマイチな点は以下のようにして解決。
メインドメインがpublic_html直下に固定されるのは、メインドメイン用に新たにドメインを取得して、SharkSpaceのサポートにメインドメインの変更手続きを取りました。一応、前から取ろうかなぁと思っていたドメインなので、完全な捨てドメインではありません。手が空いたらちょっとそのドメインでちょこちょこっとした事があります。ドメイン名はそれまで秘密。
FTPが遅い件は、HiroKwsさんに教えていただいた通り、圧縮してアップロードするのが非常に快適だと分かりました。サーバ管理画面のcPanelは相変わらず使いづらいのですが、その機能の1つである「ファイルマネージャー」が意外や意外、使いやすいんです、これが。圧縮と解凍、ダウンロードやアップロード、ファイルの削除や移動、がサクサクとできます。この点に関してはDreamHostよりも良かったですね。あと、DreamHostの場合だと、違う画面で一度開いて、また専用のログインとパスワードが必要ですが、SharkSpaceだとcPanelから一発で開くので使い勝手も良い。SSHのシェルログインは今後試してみようと思います。
と言うわけで、1週間半前くらいにDreamHostからSharkSpaceに戻ってきました。このまま、少なくとも1年は使い続ける予定です。
ただ1つ今後に少し気がかりなのは、サポート及びチケット。チャットのサポートの返答が、こちらが質問した事と少し違う内容で帰ってきたこと。そして、WP-DB Managerとの相性(?)に問題があってチケットを切った時、このブログの管理画面へのadmin ID及びパスワードを聞いてきたこと。結局僕がごそごそいじっている間に急に、何故か、解決しちゃったので良かったものの、いくらなんでもIDとパスワードを唐突に聞いてくるかな。そこらへんがなんかちょっと心配ではありますが、たまたまイマイチなサポート担当さんに当たっただけかもしれません。この点は他のレンタルサーバ会社でもありうる事だと思うので、様子見です。
2009年12月21日 at 09:37
SharkSpaceのサポートについては、ちょっと一癖ありますね。
段々と分かってきたのが、彼らは技術者的な人が多く、経営的サービスの面から物事を見る能力にかけていることです。
先日、いきなりcPanelへのアクセスができなくなり、画面上にはエラートレースへのリンクが表示されている事態になりました。
すぐに、チケット発行し、対処してもらったのですが、「問題の部分をなおしたから大丈夫」という返答のあと、アクセスしても、cPanelの各項目が真っ白のままで表示されません。再度、問い合わせたら「こちらで表示されている。問題あったら再度連絡してくれ」
今度は正常に動きましたが、その間に何かをいじったはずなのにそれに対しては一言も触れていません。また、cPanelが表示されなくなった原因自体もsoftaculous(Fantasticeの代わりに入れようとしているソフトのインストローラーです)の関連でスキンをいじったことが原因だろうと想像しているのですが、それについてもこちらに伝えてきませんね。
他にも使えないcPanelのアイテムを表示したままになっていたり、使えるRuby on Railsのアイテムが標準のX3スキンだとcPanelに表示されなかったり、公式フォーラムの表示が長い間ずれたままになっていたり、数字の表示形式が間違っているままになっていたりと、その手の細かいところがユーザーにどう見えるかなどという点には無頓着のようです。ホームページも古くさいまま後進されていませんしね。
ですから、たぶん今回IDとパスワードを聞いてきた兼に関しても、それがユーザーにどう思われるかなど考えずに、単に一番早い解決法を取ろうとしたのでは無いかと思います。
一般的にコンピューター関連のサポートは特につっけんどんですが、特にここはそうですね。技術的には自信を持っているのでしょうが。まあ、日本でも技術系の人に多いですが。w
2009年12月21日 at 09:44
追伸、SSHのシェルログインに関してはcPanel上のものは使いづらいです。外部プログラムを利用することをお勧めします。
Windowsで、いままで2回ほど乗り換えて、現在TeraTermを使用しています。設定してしまえば、起動時もOKボタンクリック、パスフレーズ入力、OKボタンクリックの3ステップで接続できますし、安定していますから。画面も見やすいですし。