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海外出張中です – 5度目のイラン

また海外出張に来ています。場所はイランの都市エスファハン。海外出張は10月のアゼルバイジャン以来約4ヶ月ぶりですが、イランを訪れるのは約1年ぶり。(その時の記事 1234>)

去年の大統領選挙とその後の情勢以来、訪れるのは初めてですが、今のところ日々仕事をする上で変わった事があるとは特に感じません(少なくとも僕が関わっている仕事では)。携帯電話が繋がりにくく、SMSを送れないが仕事上不便と言えば不便です。

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「Facebook」の訪問者が日本でも急増、2010年は注目の存在に -INTERNET Watch

この記事を読んで、日本からの訪問者が増えたらしいけど、日本に住む日本人じゃなくて、日本に住む外国人なんじゃないかと思ってちょっと検索してみた。

ネットレイティングスは24日、米国のSNSサイト「Facebook」の日本からの利用者が139万人に達し、この1年間で急増したとするデータを発表した。  ネットレイティングスが提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2009年11月分のデータによれば、Facebookの日本からの利用者数は139万人で、2008年11月の36万人から3.9倍に拡大した。Facebookは米国最大手のSNSサイトで、米国での利用者数は1億971万人。なお、mixiの日本での利用者は920万人。

「Facebook」の訪問者が日本でも急増、2010年は注目の存在に -INTERNET Watch

でも出入国者数 | 統計情報 | 情報・資料 | 観光庁を見ると、外国人の日本への入国数は総じて減っているみたい。ちょっと無理矢理だけど、やはり日本からのFacebookの利用は着実に増えているってことなのかな。

日本で繋がる外国人もしくは留学経験のある日本人は、必ずと行っていいほどFacebookのアカウントを持っていますね。登録が実名なので、まさしくリアル世界でのネットワークの増幅機関のような役割を果たしている気がします。

(関係ないですが、この記事はWordPressのPressThis機能を使ってかいてみました。意外と軽くて軽快でいいのですが、引用のフォーマットがこれではダメなんじゃ。。。blockquoteタグすら付かないなんて)

レンタルサーバはSharkSpaceに決めました

さて、ここ1ヶ月くらい、契約の切れるさくらインターネットから、海外の速くてコストパフォーマンスの高いレンタルサーバに乗り換えようと、幾つか記事を書いてきましたが、SharkSpace(シャークスペース)でいく事に決めました。DreamHostは先ほど解約しました。25日間しか使っていないので、もちろん97日間の料金払戻保証内です。先日支払ったUSD24.40は全額戻ってきます。

最終的にSharkSpaceに決めた理由は2つ。

  • ブログの表示速度が速い。さくらとDreamHostと比較しても一番速かった。
  • 一生涯有効の50%オフのクーポンがあり、1年以上使う事を視野に入れると、USD53.70/年と安かった。

「ブログの~」と言うのは、一応僕のブログの、です。テーマファイルや使用プラグイン等が人それぞれ違うので、一概には言えないと思いますが。値段は今のレートで換算すると約4856円。もしも今後円安ドル高に転じ、1ドルが100円になったしても、5370円。さくらインターネットの5000円/年とほとんど同じです。

僕が気にしていたSharkSpaceのイマイチな点は以下のようにして解決。

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SharkSpaceの使い方を考えてみた

「トップドメインが固定される~」と、不満を書いたSharkSpaceですが、それを回避する、ウマイ使い方が無いかとしばらく考えてみました。テスト以後も、アクセスしてみて思うんですが、やはり体感的にも速いんですよね。SharkSpaceの方がDreamHostと比べてワンテンポ速い。Chromeを使ってると、ロード時にタブの所に丸いのがくるくると表示されますよね、あれ見てると特にそう感じます。

メインドメイン用にドメインを取得して登録する

僕の不満点の1つは、メインドメインとして登録した独自ドメインが、public_htmlに固定されてしまう事ですが、それならば、メインドメインとして使いたい独自ドメイン以外の独自ドメインを、メインドメインとして登録すれば良いのでは(なんかややこしい)。

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続々・さくらインターネットとSharkSpaceとDreamHostの速度を比較してみた(FTP編)

先日に書いた記事で、現在試している海外サーバのDreamHostとSharkSpaceの、FTP速度が遅い遅いと嘆いていました。が、あれはファイル数が738、フォルダ数が84もあるWordPressのコア・フォルダ(ja.wordpress.orgからダウンロードして解凍したもの)です。きちんとした速度はやはりまず単体のファイルで計測すべきだろう、と言うことで、やってみました。

アップロードの速度計測の為にアップしたファイルはRAWファイル(.PEF)で、サイズは14,903,491バイト。使用したFTPソフトはWinSCPです。それぞれのサーバで、外部公開フォルダのルートにファイルをアップロード。そしてアップロードしたファイルをローカルにダウンロード。この2つの速度を測りました。今回はそれぞれ1回ずつです。ちなみに、我が家の通信環境はフレッツ光です。

091202_servertest-ftp

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続・さくらインターネットとSharkSpaceとDreamHostの速度を比較してみた(WP Super Cache編)

さて、昨日さくらインターネットとSharkSpaceとDreamHostの3つのレンタルサーバにホスティングしたWordPressのページロード時間を比較してみたのですが、今日はその続きとして、WP Super Cacheの効果を比較してみたいと思います。

WP Super ChacheはAutomatticの社員の一人でもあり、WordPressの主要開発者の一人でもあるDonnchaが開発したプラグインです。アクセスされたページのキャッシュ(htmlファイル)を作成し、ページのロード時間を短くすると共に、サーバへの負担を軽くする事を目的としたプラグインです。おそらく国内外問わず、アクセス数が大きいWordPressブログは必ずと言ってインストールされているんじゃないでしょうか。

そんな凄いプラグインですが、実は僕はまだ試して見たことがありません。DreamHostが、一定のアクセス数を記録するようになったら「WP Super Cacheを入れてくれ~!」と言ってくるそうなので、せっかくの良い機会だから、さくらインターネットとSharkSpaceと共に、先日の結果と比較してみようと言うわけです。

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さくらインターネットとSharkSpaceとDreamHostの速度を比較してみた

現在DreamHostにて動いているこのブログですが、実はテスト目的でまださくらインターネットとSharkSpaceにもファイル及びデータベースは残してあります。そこで、3つのサーバにおいてのWordPressブログの速度・軽さを比較してみました。

比較に利用したのはSite24x7 – Online tool to analyze webpage and its objectsと言うサイトです。このサイトは指定したURLのページをダウンロードするのに掛かる時間を結果として返してくれます。結果をグラフにもしてくれる他、リクエスト数やサイズ等も表示してくれるので非常に分かりやすいです。

比較したのは、写真の表示が比較的多いカテゴリーのPhotographyのアーカイブページと、テキストメインの記事ばかりのDiaryカテゴリーのアーカイブページです。ホーム(トップ)のページは、DreamHost以後に記事を投稿した為、表示される内容が違うので、比較の対象から外しました。

今回の比較の注意点としては、ロードされるスクリプトが微妙に違う事です。DreamHostの方ではAkismetの他、GoogleAnalyticsやWordPress.com等のアクセス解析プラグインをオンにしています。

まぁようするに、厳密で完璧な比較テストではないと言うことです。しかし、個人ブログをサクッと比較するには必要十分だと思ういます。

さて、僕の感覚ではSharkSpaceが一番早くて、ワンテンポ遅れてDreamHost。一番遅いのがさくらインターネットです。これをきちんと数値で比較し、確認しようと言うのが今回の目的ですが、結果を先に言うと、まさしくその通り、でした。

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DreamHostを試してみよう!

2、3日SharkSpaceを使ってみたのですが、ブログ(waviaei.com)の表示速度は明らかに速くなりました。重たいWordPressの管理画面も軽いです。一時的だけなのかもしれませんが、そこまで軽くなるポテンシャルがあることは素晴らしい。

しかし、既に記事にした通り、特に融通がきかないドメインとディレクトリ指定の件、FTPがとんでもなく遅い件、主にこの2つは非常に使いづらい。遅いFTPは、まぁそこは仕方ないかな、とも思っていましたが、ブログのインストールを3回、4回と繰り返すうちに苦痛にも思えてきました。

他に細かい所ですが、サーバの管理画面として採用されているcPanelが非常に使いづらい。ボタン名も独自の呼び名(?)で書かれていたりして分かりづらい。

そういう不満があったので、思い切ってもう1つ、海外サーバを試してみることにしました。DreamHost(ドリームホスト)です。ちなみにSharkSpaceはアカウント作成後30日以内はお試し期間なので支払った代金は返金されます。

DreamHostを使っているTaiさんによれば、たまに落ちるが、色々な事もできるし、サポートの反応も良いとのこと。ちなみにこちらはお試し期間が97日。しかもクーポンを使えば1年目だけですが非常に安くなります。仕様的にはSharkSpaceとほぼ同じ。ただし、PHPはCGI+FastCGIで、SharkSpaceのようにApache module版ではありません。その分遅くなります。また、管理画面は独自!使いづらいcPanelではありません。

で、そんなこんなで日本時間の金曜日深夜から、このブログwaviaei.comはDreamHostで動いてます!

来月の半ばまでさくらインターネットの契約があり、同様に来月半ばまでSharkSpaceのお試し期間です。なので現在3つのサーバを借りている事になります。数日間このDreamHostを使用してみて、最終的に決めようと思います。

海外ーサーバにおいてメインドメインをpublic_html以外に指定する方法

前回の記事において、SharkSpaceでは、アカウント作成時に登録しなければいけないメインドメインを、公開用ディレクトリのpublic_htmlフォルダに強制的に固定となってしまう仕様について書きました。つまりこういう事↓なんですが:

091129_ss1これをこういう風に↓する方法です。

091129_ss3

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遅いFTPと、ドメイン設定とディレクトリ指定が柔軟にできない海外サーバ

さて、海外サーバへの引っ越しを検討し、SharkSpace(シャークスペース)をまず試すことにしたのですが、使い始めてすぐ気になったのはFTP速度の遅さです。日本に置かれているサーバ(例えばさくらインターネット)と比べて、海の向こうに置かれている為、遅い遅いとは噂に聞いていた物の、正直ここまで遅いとは思いませんでした。

FTPが遅い!!

アップロード時は大体1~10Kbps。ダウンロード時も大体同じ速度です。早い時は急に30Kbpsまで早くなるんですが、檄遅の時は1Kbps以下です。ちなみに、今まで全然気にしなかったのですが、さくらインターネットだと常時100Kbpsは出ているようです。この遅さの原因が単に距離が長いだけなのか、それともサーバ側で何かしらの速度制限をかけているのか。分かりませんが、とにかく遅い(苦笑)。

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アゼルでマクド

行く前から「あるんだろうなぁ~」と思っていましたが、やっぱりアゼルバイジャンにも有りました。マクドナルドです。バクーには合計で5店舗(だったか6店舗だったか…)あるそうです。休日に、遅いランチを市の一番中心に近い店舗で食べました。外観や内装は特に変わった特徴がなく、「あぁマクドやな」と言った感じ。入り口でドナルドが迎えてくれます。

Hello Donald!

この後店内でも写真を撮ったのですが、1枚目がブレたので取り直そうとしたら、警備員さんに怒られました。写真撮っちゃダメだっ!て。理由はよく分かりません。そもそもマクドに警備員さんが数名いる自体、日本では考えられないですが。まぁ一応まだ隣国とごたごたしてますし、発展途上国なので、米国を象徴する有名企業であり、老若男女集まる有名店は安全上警戒すべき場所なのかもしれません。

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Quote:平和の定義

2つ前の記事と同じく、片付けの際に引っ張り出してきた走り書き。

6月末に横浜で行われた講演(勉強会?)、【第3回 UP塾】紛争はなくせるのか?ー紛争地での平和の作り方ー 、に行ってきました。

平和とは、選択肢がより多くある状態。それが幸せかどうかは、また別の定義だ。

たとえば、日本は平和。生き方の選択肢が多い。しかし選択肢が多すぎるのか、選択できず、悩み、苦しむ人がいる。

僕自身はまだ「あなたの平和の定義は?」と聞かれると、まだ答えはない。でも、平和とは、戦争が無く、紛争が無く、争いが無い世界の事ではないと思っている。人間が人間で有る限り、争いは絶対に消え去り無いと思う。

そういう考えが自分の中であるので、瀬谷さんの平和の定義(それとももしかして学問的にこう?)は「平和とは?」と言う問いに対して、僕の中ではしっくりする答えだった。

この話が無ければ質疑応答で突っこもうかと思ってたけど、そんな必要ありませんでした。

イーココロ!講演会@横浜の報告|紛争地のアンテナ: 瀬谷ルミ子のブログ

デモの群衆で埋め尽くされた世界遺産イマーム広場

イラン中部にエスファハン(EsfahanもしくはIsfahan)という都市があります。イラン第2の都市と言っていいと思います。エスファハンには、世界遺産に指定されているイマーム広場と言う広場があります。かつて「世界の半分がここにある」と言われ、美しく、広大な広場です。

先日からイランで起きているデモでは、テヘランばかりでなく、エスファハンでも起きていますが、これがその写真です。

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発言する文化と日本のネット・カルチャー

数週間前に読んだ記事で、それについてふと思ったことが有った。ただその記事のURIを忘れてしまって思い出せない。デジタルARENAのインターネットの危ない話に出ていたと思ったんだけど、見つからない。うろ覚えで申し訳ないけど、とにかく書いてみる。

その記事は要するに、ブログ、炎上するブログ、匿名か実名か、どのような事をブログで書くべきか、どのような事はブログで書く場合注意すべきか、等々に関連する話題の記事です。そこに、「ブログで何かを書くと言うのは、渋谷の交差点の真ん中で叫ぶようなもの」と書かれていました。だから何も書くべきではない、とは書かれていませんでしたが、何を書くのかは注意した方が良い、もしくは、慎むべきと言ったネガティブな感じでした。

これをよんで思ったのは、ブログやインターネットがらみの危険性を全く認識していない人にとっては分かりやすい説明の仕方だと言うことと、そう言えば日本にはそう言う文化は無いなぁ、です。「そう言う文化」とは、市民が集まる場所で自分が今思っている事を皆(ほかの市民)に対して発言する文化です。

例えば、これもうろ覚えなんだけど、ローマに行った時にローマ帝国の都市には必ずと言っていいほど市民が自然と集まる場所(広場)が有って、そこには発言台(もしくはそれらしき物)が設置してあった、と聞きました。どんな事でも発言する事ができ、民衆もそれに耳を傾けていたらしい。その文化は西洋社会に根付いた。例えばロンドンの公園にはそう言う場所がある。以前NHKアーカイブスで再放送されていたルーマニア革命に関するドキュメンタリー番組では、革命後どこからともなく市民が広場に集まり、自然発生的に車の上に立ってそれぞれ「この国はどうあるべきか」等を思い思いに語っていたのがすごく印象的だった。

ちなみに、欧米で言う「広場」と言うのが日本には無いとも思います。ワールドカップ中継のパブリックビューイングの風景を見ているとよくわかる。ヨーロッパの都市には、それぞれ自然と人が集まる広場らしき場所が有って、そこに馬鹿でかいスクリーンを設置。みんなでビールでも飲みながら観戦しようと言う感じです。ところが日本はスタジアムの中だったり、映画館だったり・・・。文化の違い以外に、セキュリティの問題とかもあるんでしょうけど、やっぱり何かが違う。

一個人の発言に関する文化の違いが、日本特有のネット・カルチャーを生み出している気がします。良い点も悪い点も含めて。

イギリスで結婚式を挙げる日本人

昨日BBCのハプニングについて記事を探していたら、こういうのも発見: Here come the brides … all the way from Tokyo | the Daily Mail (では新郎新婦の入場です・・・はるばる東京からやって来ました)。

要するに、海外挙式とか海外ウェディングです。日本人にとっては憧れの対象となるようですが、やはり向こうの人たちは奇妙な行動と映ります。僕は英国人の友人の結婚式に出席したことがあるのですが、(予算の許す限り)なるべくたくさん親族や知り合い、友達をよんで、皆でわいわい騒ごう!って感じです。友人の場合は午前中に教会で結婚式を挙げ、午後から近くの宿付きパブを占拠(笑)。披露宴を行った後も夜通しパーティ(ディスコ有り)でわいわいと騒いでました。そういう結婚式を行う英国人からしてみれば、わざわざ地球の反対側まできて結婚式を行うのは不思議に思うでしょう。

英国国教会は、「theme parks for tourists to use as photo opportunities and holiday playgrounds」(観光者が使用する、写真撮影と遊び場のテーマ・パークのように使用している)と一部の人たちに非難されています。教会を、キリスト教信者でもない人に大金を払わせて使わさせていると。この企画を主催しているのはワタベウェディングですが、そこと契約しているある教会の方は「ここに来ないと得られない体験を提供しているのだ」と言っています。ただ英国国教会も現在資金難なので、お金の事情が本当の理由のようです。

別に海外で結婚式を挙げるなとは言いません。それぞれ色々な事情もありますし。ただ挙げる人は、宗教的に不快感を覚える地元の人たちもいると言うことを意識しておいた方がよいのでは?

BBCニュースが間違えたガイ・ゴーマさんの続報

日本のメディアでもだいぶ取り上げられたので聞いた方も多いと思う。先日BBCの24時間ニュース専門チャンネル「news 24」が起こした人違いの出来事ですが、英国メディアも色々と追っかけまわしているようです。(ちなみに上の動画は1分42秒。最初から終わりまで見れます。)

間違ってインタビューに答えていた黒人の男性、ガイ・ゴーマ(Guy Goma)さんは当初本来インタビューされるはずのIT専門家、ガイ・キューニー(Guy Kewney)氏を迎えにきたタクシー・ドライバーだと思われていました。しかし、実はIT系の就職面接に来ていたと分かったのは後の事。

と、ここまでは日本のメディアでも報道されていた事です。以下のその続報です。

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