先月読了した本とその感想です。先月と同じ理由で、今月も読了した数が少なく、本3冊、雑誌2冊の計5冊。
本は時代小説「居眠り磐音」シリーズの最新刊「侘助ノ白」と、ビジネス書籍が2冊:「本田式サバイバル・キャリア術」と「自分の答えのつくりかた」。雑誌は写真とウェブデザインです。8月は数は少なかったけど、どれも良かった。「本田式~」と「自分の~」の2冊は、一度本屋さんで手に取ってみるのがオススメ。
僕はまだまだ自分のキャリア設計、進むべき方向、と行った物にまだまだ悩んでます。かと言って、今やってる仕事を止めるわけにもいけません。それは仕事が少なからず自分にとってはプラスになる内容だと言うこともあるし、約5年間アルバイトとニートを行き来してずーっと立ち止まってグルグル同じところを廻っていたのを抜け出して、何かしら前へすすんでいる、もう立ち止まってはいけない。そんな思いがあるからです。「」を手にとり、目次読んで、何か参考にできる物は、と思い購入。
この手の本は、著者と波長が合ったり合わなかったり、人によって非常にバラツキがあると思っていますが、以前読んだ「
」が良かったというのもあります。正しい、というよりは、自分が求めていた事に対してはっきりとした、納得のいく提案が、自分がそれを行うかは別として、書かれていると感じたので、今回もそれを期待していました。
結論から言うと、その通り、アタリでした。特に第2章から第4章ですね。
自分のスキルを磨きたい。スキルを自分のキャリアの主体としたい。そう思ってもなかなか難しいもので、それ相応のスキルを持っていてもそれだけでは難しい。それに日本は「会社」基軸のキャリアがまだまだ「当たり前」な国。本田氏は「コーポレート・キャリア」と「パーソナル・キャリア」の2つの働き方を書かれています。重要なのは
とかく誤解されがちなのですが、シングル・キャリアをリセットし、マルチ・キャリアをリビルドするとは、いきなり会社をやめるべきだとか、転職ではなく起業すべきだという提案ではありません。
会社でのコーポレート・キャリアも維持しながら、個人のスキルであるパ^素なる・キャリアを身につけていく
日本の場合、ともかくまずどこか「正社員」として働かないと「社会の人」ととらえてもら得られないのではと思います。筆者もそこらへんの日本の事情をふまえ、また、パーソナル・キャリアの花を咲かせるのは時間が掛かると言うことをふまえ、最初の10年はコーポレート・キャリアで、と書いています。そしてコーポレート・キャリアで手に入るリソース(=会社の看板、安定した収入、体験、人脈、など)を最大限利用して、自分のスキルを磨く。僕にはしっくりくる答えの1つです。
また、パーソナル・キャリアとは「この道一筋」を究める類のものではなく、いくつもの種をまき、それらがいくつもの段階を踏んで、複合的につくられていくものだと感じられているそうです。僕みたいに、興味が幾つかあるけど、どれに専念したらいいのかわからない人間にとっては、そういう考えでキャリアを作っていくのもよいのかも、と思いました。
第5章では「サバイバル・トレーニング」が書かれているのですが、その中からまず「三つの思考停止ワードを禁句にする」を実行してみたいと思います。その三つとは「~が悪い」「~だからできない」「忙しい」。「~が悪い」は僕も使わないと思っていますが、2つめのはときどき、3つめのは最近使っている気がします。特に「忙しい」は20代ではNGワードだと本田氏は書いてます。僕は30になってしまいましたが、20代の半分は「停止」していたので、少なくとも35まではNGだと言うことです。
なんか長文になったので、のこりはその2に書きます。
相変わらず組み立てがなっていない文章やなぁ(汗)。
双葉社 ( 2009-07-16 )
ISBN: 9784575663877
おすすめ度:
幻冬舎 ( 2009-03-18 )
ISBN: 9784344016484
おすすめ度:
ダイヤモンド社 ( 2009-05-22 )
ISBN: 9784478006139
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