WordFes Nagoya 2013で事例発表をしてきました。

先週の土曜日、8月31日に開催されたWordFes Nagoya 2013の活用事例発表会セッションにて登壇してきました。当日の発表者は4名で、僕はその3番目に「大学のウェブサイトをインハウスで構築・運営しています。その中でWordPressをを使っています。ノウハウを3つ紹介します。」というやたら長いタイトルで話してきました。

僕がウェブマスターとして、インハウスで携わっているのがテンプル大学ジャパンキャンパスのウェブサイトで、現在その中の4つのセクションでWordPressを使っています。その経験から3つの事柄を「ノウハウ」として紹介させてもらいました。

紹介したノウハウは次の3つです。

  • スターターテーマの選択
  • イベント機能をプラグインで実装
  • カスタム投稿タイプの名称
WordPressを採用した4つのセクションと、その利用概要。

WordPressを採用した4つのセクションと、その利用概要。

びったりな言葉が見つからず「ノウハウ」としましたが、もしかしたらお勧めプラグインやティップス、コードスニペットの紹介を期待させてしまったかもしれません。また、「みなさんスターターテーマはご存じですか」との問いかけに(少なくともその場では)ポジティブな反応が得られなかったので、初心者の方が多く、内容が難しすぎたのかもしれません。

ともかく、内容はどちらかというと制作工程の中での「設計」の部分に当たります。頭の片隅程度に置いておき、今後、役に立つ時があれば幸いです。

Ustream動画の録画がここに公開されています(3番目に登壇)が、最後の「カスタム投稿タイプの名称」は時間が足りなくなり省略したので、内容をここに少し書いておきます。

カスタム投稿タイプの名称

これは現代アジア研究所(ICAS)を構築した際にぶつかった問題点です。

まず、カスタム投稿タイプで「Speaker(スピーカー)」を作ることにしたのですが、後日「Staff(スタッフ)」と「Fellows(特別研究員)」を作る必要があることが分かっていました。しかしこの3つの投稿タイプに必要なフィールドはほぼ同じです。加えて全員「人」関係です。であればカスタム投稿タイプ「人」として纏めてしまい、カスタムタクソノミーで分類した方がカスタム投稿タイプ数を抑え、シンプルで良いのでは?と考えました。

しかし最終的には投稿タイプは一纏めにせず、分けました。

サイト上に表示する名称と、管理画面にて使う名称はなるべく同じにした方がよい

先ほどは漢字で「人」と書きましたが、本学の主言語は英語であるため、WordPressも英語版(本家版)が入っています。日本語でも英語でも違和感がないことは大切です。その点「人」は良いのですが、英語で同様に違和感がない都合良い単語がない。People、Personnel、Speaker+Staff、等、幾つか案が上がりましたがこれというのがありません。同様に、カスタムタクソノミーにも適した分類名がありませんでした。

加えて管理画面上で表示されるラベル名、つまりSpeakerとサイト上で使われる表記が同じである方が混乱が少ない、という担当者の声もありました。

また、これは自分の経験からですが、後から1つのカスタム投稿タイプを複数に分けるよりも、複数のカスタム投稿タイプを1つに纏める方が容易なのでは?とも思いました。

投稿タイプのラベル名から悩んだことですが、最終的には複合的要因で「同様のカスタム投稿タイプは、スタート時点では無理に1つにまとめようとしなくてもよい」というのが述べたかったことです。

※「英語でも」というのは本学のユニークさから生じる事情であり、「スタート時点では…」というのはインハウスだからこそ選択できる選択肢かもしれません。