ウェブサイトの国際化、ローカル化、多言語

ウェブサイトの国際化、ローカル化、多言語に興味が有ります。とは言うものの、これらに関して1つも記事を書いていませんでした。とりあえず、まずは言葉の定義を簡単にまとめて整理。

Internationalization(国際化)
Internationalization(インターナショナライゼーション)は国際化と言う意味。i18Nと略されることもある。i18nとは、ウェブサイト、アプリケーション、ドキュメント、等々のプロダクツをローカル化しやすい用に設計、デザインする事。
Localization(ローカル化)
Localization(ローカライゼーション)はローカル化、つまりその国や地域に合わせて表示言語等を変更する事。l10nとも略される。
Monolingual(モノリンガル)
Monolingual(モノリンガル)とは1つの言語で構成されていること。
Multilingual(マルチリンガル)
Multilingual(マルチリンガル)とは1つ以上の言語で構成されていること。2つの言語を意味するbilingual(バイリンガル)もマルチリンガルに入る。

i18nとl10nは似ているように思えるが、意味は明確に違う。i18nは大きな枠組みで、方向性のようなもの。l10nがそのプロセス。i18nの中にl10nがあると考えたら良い。i18nはウェブ制作よりも以前からソフトウェア開発でよく使われていた概念のようですね。

l10nはモノリンガルなサイトだ。サイト全体がその国、もしくは地域に考慮して、言語やデザインなどを変えている。

ちなみに、このWaviaeiは1つのページに1言語以上で記事が書かれているので、マルチリンガルの部類に入る。メインは英語にしており、簡単なナビゲーション(Home、Archives、Comments、等々)は英語でもだいたい分かるのでは、と思い(勝手ですが)日本語版は用意していない。なので、ローカライズされたとは言えません。国際化に関しては、WordPressを使用しているのそちらの問題となると思う。以前書いた通り、完璧とは言えないがそこそこi18nに対応していると思う。総じて、ある程度国際化されたマルチリンガルなブログと言えると思う。

A List Apart の最新記事に、これらに関する事をMolly E. Holzschlagさんが書かれています:World Grows Small: Open Standards for the Global Web。英語の記事ですが、セマンティックなマークアップになぜ i ではなく em を使うのかを、日本語を例にi18nの観点から説明されているのがすごく興味深いです。

なるべく、W3C Internationalization (I18n) Activityはチェックするようにしていますが、最近思ったよりも更新頻度が早いので読むのに追いついていません:oops:

「ウェブサイトの国際化、ローカル化、多言語」への2件のフィードバック

  1. i18n に関するエントリー楽しみにしてます。
    冒頭の囲み部分、internationalization vs licalization と exxample がtypo です。

    i18n や l10n に関する情報って結構少ないんですよね。

    CJKV日中韓越情報処理
    http://www.oreilly.co.jp/books/4873111080/

    がずっとバイブル的な扱いで、このほかの本で良いのって聞いたことがないです。

    手前味噌ですが、POPFile(http://popfile.sourceforge.jp)を日本語化したときの経験を

    ハッカーへの道 ~ 僕がオープンソースプロジェクトから学んだこと ~
    http://www.3mon.com/wiki/wiki.cgi?HackerBackNumber

    というメルマガにつづっていたので、もし興味があればどうぞ。

  2. ジュンヤさん、こんにちは。コメントとスペルミスのご指摘有難うございます 😛
    技術的なことは学びながら、基本的、基礎的な事柄を書いていくことになると思います。それ以上に、文化的な側面とか考え方とかを絡めながら書けたら良いなと。

    CJKV日中韓越情報処理、まずは書店か図書館で探してみて、目を通して見ます。

    やっぱりこういうi18n や l10n に関するテキストや情報は日本から、アジアから積極的に出したいかないといけないんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか? アメリカがあまり関心を示さないと言うのは、むしろチャンスでは? 以前、翻訳なども手がけるある生命科学者の方が話していました。「日本発の優れたテキスト・ブックが無い。欧米のように、第一線で活躍しているプロが、ほぼボランティアで教育の為のテキスト・ブックを作成、改訂していく文化が無い」と。ソフトウェア開発、ウェブ開発などでも同じような状況なのでしょうか 😕

    メルマガ。まだ最初の方を読んだだけですが、面白いです。こういうの発行されてらしたとは知りませんでした。ドラマ「GOOD HACK!!」。良いですねぇ。ロケ現場はそちらのオフィスで!? :mrgreen:

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