最近気になっているWordPressの話題

寒くなってきました。秋を通りすぎて一気に冬って感じですねー。ここ最近気になっているWordPressの話題を3つ。

フレームワーク系のテーマが相次いでリリース

自分でテーマを作成する際にベースとして使えるテーマと言うと、真っ先に名が上がるのは、おでさんがWordCampでもプレゼンされたSandboxでしょう。日本だとwp.Vicunと言う選択肢もポピュラーだと思います。しかしここ数ヶ月間で、SandboxやVicunaのように、フレームワークとして利用できるWordPress用テーマが幾つか相次いでリリースされてます。

PrimePressThematicもおもしろそうですが、個人的に注目してるのはCarringtonです。CarringtonはTwitterやPopular系のプラグインで有名なAlex King氏が働いているウェブデザイン会社がWordPressをCMSとして利用する案件を多くされているそうで、その課程で生まれてきたテーマのようです。(注:うろ覚えです。確認しようとKing氏のブログにアクセスしましたが、現在ダウンしているようです。)いろいろと高機能なテーマなのですが、なんと言っても最大の特徴は、テンプレートファイルのさらなる細分化です。WordPressでは、テンプレートヒエラルキーや条件タグを使って、たとえば、ホームではテンプレートAを使用、カテゴリYではテンプレートYを使用、などの指定ができます。Carringtonではそこをさらに突っ込んで、たとえばWPループ別のテンプレートファイルが使用できたり、特定のカテゴリ+投稿者別にテンプレート指定、なんかができます。そこらへんの処理がfunction.phpの機能を利用して、独自のテンプレートタグ実装されています。つまり、フレームワーク化されているのです。

ただ、確かに一般的なブログ用としてはそこまでの機能は必要ないかもしれません。ダウンロードしてテンプレートを見た感じでは、逆に細分化されすぎてる気がしないでもありませんでした。やはりこの特徴を一番発揮できるのは仕事として、WPをCMSとして使用する案件ではないかと思います。

これら3つのテーマに共通している事があります。それはまずSandboxのセマンティックに関する思想を受けついでいる事です。Carringtonは、Sandbox特有のテンプレートタグであるsandbox_body_class()をそのまま利用してたりします。「Sandboxを次のレベルへ推し進めた」と言えるのでは。もう1つの共通点として、SandboxはほぼフレームワークのみでCSSとデザインに関しては「素のまま」でしたが、これら新しいテーマ群はディフォルトで使えるデザインになってます。たとえば、ヘッダー画像や配色だけを変えたい、と言う程度のカスタマイズをしたいと思っているユーザーにとってはこの方がありがたいのでは。そのようなテーマとしては、Vicunaがそうなんですけどね。

プレミアム(有料)系テーマの新しい流れ

今年、2008年のWordPressテーマの大きな話題、流行の1つは間違いなくプレミアムテーマ(Premium Theme)だったと思います。つまり、有料のテーマです。よくあるパのは、ハイクォリティだけど機能が限定されている無料版のテーマがあり、そして管理画面機能や、より詳細なイメージ画像指定などの機能がてんこ盛りの有料版が用意されているパターンです。今現在当ブログで使用しているArthemiaがまさにそうです。有料版は1サイトにつき$70です。結構いい値です。

しかし最近、新しい有料形態のテーマがリリースされました。前述したプレミアムテーマとして一番成功したと言われているRevolutionテーマの新バージョンRevolution Twoです。

現在11の異なるデザインのバージョンがアップされています。それぞれのテーマは1)サポート無しの無料版、2)1年間のサポートが付いたPro Package($99.95/year)、3)永久サポートが付いたPro Plus Package($149.95/lifetime)がダウンロードできるようになっています。無料版はWordPressと同じGPLのライセンス形態で、ファイルの中身は1)、2)、3)どれも同じ物です。そこがプレミアムテーマとは違います。このテーマは5人のエキスパートからなるサポートチームが存在し、2)と3)では彼らのサポートを受ける事ができます。その他には、会員専用のカスタマイズ・チュートリアルや、ウェブデザイナーの紹介、Revolution Two意外のサービスの割引などが受けられます。

Automatic IncがWordPressを利用して行っている事と似ていますね。商品はオープンソースに。サポートは有料に。Revolutionの時もサポートがきめ細かくて評判がよかったそうです。プレミアムテーマもそれはそれでOKだけど、「やはりWordPressがオープンソースである以上、テーマもオープンソースであるべきでは」と言う意見は結構多いようです。

余談ですが、Revolution TwoのLead DeveloperのBrian Gardner氏の紹介文で「Certified WordPress Consultant(WordPress公認コンサルタント)」と書いてありました。そんなリストができたんですね。日本にもつい先日1社加わったそうで。。。

WordPress 2.7

最後に、もうすぐ正式リリースされるバージョン2.7です。やっぱり目玉は作り直された管理画面ですね。リリースされている画面やその「メイキング」に関する記事を呼んでいる限り、個人的にはすごく期待しています。それから、テーマをいじるWPユーザとしては、テーマ関連でも新しい機能や変更点があるので、要注意&楽しみです。まだきちんとすべてを把握できていなのですが、コメント出力に関するテンプレートタグや仕様が大幅に変更されているようなので、まずそこは要チェック

ローカル用にベータ版ダウンロードしたけど、時間がなくてチェックできてない。