また月日があいてしまいました、読了した本シリーズ。

2009年12月に読了した本は計3冊。1冊が新書で、2冊がマンガ(笑)。

史上最強バルセロナ 世界最高の育成メソッドは、フットボール好きに是非読んでもらいたい本。著者のジョアン・サルバンス氏はバルセロナのカンテラでユース世代を育てていた人。ちょうどボージャンやドスサントスの世代にバルセロナにいたそうです。バルセロナでの育成メソッドやエピソードも読んでいて面白いのですが、それよりも、スペインと日本とでのサッカー、特に育成、に対する考え方の違いや文化の違いなどは、考えさせられることばかり。

そう。この人、今日本のとある高校で指導しているとか!バルサのカンテラを指導した人が今日本で指導をしているなんて…びっくりです。いやぁ、そんなこともあるんですね。いますぐにでも日本にいる優秀なユース選手を彼の元につれていくべきでは??

瞳のフォトグラフは以前から気になっていた、女子校の写真部を舞台としたストーリー。第1巻はだいぶ以前に発売されたのですが、どこも売り切れで、すっかり忘れていたのでした。

感想はというと、う~ん、、、僕にとってはあまりにも少女マンガチックでどうもちょっと。。。

マニアックな写真やカメラの事よりも、撮る哲学や精神みたいなのを題材にしている感じ。でも写真撮ってる人ならわかると思うんですが、その「撮る哲学や精神」の方がよっぽどディープで重くて難しい。そこをこのマンガは、主人公がキュンときて、わぁ~~~って感じで、感動して、周りキラキラ星や花模様、みたいな感じで纏まっちゃうんですよ。そこにどうも僕は違和感を感じてしまいます。見開きのページで台詞が2~3つしかなくて、残りがその「キラキラ」や「花模様」で埋め尽くされてると、ペースもスローに感じますし、もどかしい。

こういうのもありなんでしょうがね。

とは言いながらも、瞳のフォトグラフが連載されている漫画誌の最新号では、新章スタートて書いていたので、もうちょっと読み続ける予定です。内容の好き嫌いはあるかもしれませんが、写真やカメラを題材にしたマンガは珍しいと思うので、ご興味があれば。

史上最強バルセロナ 世界最高の育成メソッド (小学館101新書 56)
ジョアン・サルバンス
小学館 ( 2009-10-01 )
ISBN: 9784098250561
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

瞳のフォトグラフ 1 (Flex Comix)
GUNP(杜 講一郎×さくらあかみ)
ソフトバンククリエイティブ ( 2009-05-09 )
ISBN: 9784797354461
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

瞳のフォトグラフ 2 (Flex Comix)
GUNP(杜 講一郎×さくらあかみ)
ソフトバンククリエイティブ ( 2009-11-12 )
ISBN: 9784797357295
おすすめ度:アマゾンおすすめ度