久しぶりに(1年半くらいかな)CSS Niteへ行ってきました。運良く都合が合ったと事ももちろんありますが、今回予定されていたプレゼンセッションにとても興味を持ったからです。相変わらずの下手な文章ですが、感想・思った点を書いてみます。

「Webの世界に情報発信しよう!」浜俊太朗(ライブドア)

このタイトルと内容を読んで「行ってみよう」と思いました。最近(と言うかいつも)ぐるぐると頭の中で考えている事が「インプットした事をどのように(How)アウトプットしようか」です。もちろんブログでアウトプットする、です。なので、ちょうどタイムリー。

浜俊太朗さんがおっしゃった、ブログで情報発信すべき理由は3つ:(1)勉強になる、(2)仕事になる、(3)打ち解けられる。正直、僕にとっては特に新しく気づかされた事ではありませんでした。それは過去の自分の就職面接体験や、ブログのコメントで交わした他の方の意見を通してだったり、WordPressJapanのオフ会やWordCampに参加して感じが事でもあります。ただし、僕みたいに薄々気づいて感じているのに、それをなかなかアウトプットしてこなかった人間と違い、浜俊太郎さんは実践されてきて今に至っておられるので、そこらへんの差を痛感したしだいです。凄いと思った。特に仕事に繋げると言う事では逆に自分が情けなくなります。

ただし、ちょっと乱暴でおおざっぱですが、今のところ日本では残念ながらこの3点が全て当てはまるのはウェブ業界だけじゃないか感じていますがどうでしょうか?僕みたいにウェブ業界の外にいる人間でも何か実行できるようなヒントが得られたらなぁと思っていましたが、「CSS Nite」ですから特に残念ではありません。自分で実行(=アウトプット)していき、答えを探しに行くしかないですね。

最後に参加者同士で「どうしたらブログの更新を続けられるのか?」と言う相談大会兼ワークショップがありました。「続きは明日」みたいなのは僕も最近ちょくちょくやります。ちゃんと「明日」に投稿できた試しがないですが(爆)。他には、「ちゃんと書く」タイプの記事と「下手でも良いからとりあえず書いて投稿する」タイプの記事に分けるとか。Twitterが出てきて最近はあまり見かけなくなりましたが、海外のブログで一時期よく見られたのが「Asides」って言うカテゴリ。直訳すると「余談」。ちょっと脇へそれるけど、とか「記事」と言うほどでもないんだけど、って言う感じです。ディフォルトでこれを備えたWordPressテーマもよくありましたね。MattはまだAsidesやってますね。

それからちょっと話が逸れますが、ちょうどつい昨日読み終わった本がREADING HACKS。アウトプットする為に、どのように、どうやって読書をするか、のアイデア等が書かれておりとてもエキサイティングだった。ブログを更新する為のヒントや、何の為にウェブサイトやブログを読むのか等に通じると思うのでオススメです。

「書籍などに紹介されていない display : inline-block について」小山田 晃浩(メタフェイズ)

小山田さんの記事は技術より。inline-blockはCSSのソース眺めてて見かけたことがあるし、その名称からなんとなく想像はできるけど、具体的に何かは全然知らなかった。ちょっとディープな話題でしたがついて行けた。なによりも僕にとっては「おっ!これはブログのデザインで使えるぞ」と思う話題だったのが良かった。

たとえばboxを横に並べるデザインはブログのトップページの「最近の記事」に使える。特に最近はマガジン系のテーマが多くなっているので、それなんかにバリバリ使えそう。それからvertical-alignが使える点。middleとかbottomとかは使い道がなさそうで、ブログだとあるんじゃないかな。サイドバーにいろいろな情報をboxとして置きますから、それらを常にtop揃えすれば良いとは限らないですもんね。

ちょっと試してみようと思う。

(スライドとハンドアウトがアップされてます。)

全体的に

先日のWordCampに続きCSS Nite、ウェブ系のプレゼンを立て続けに聞いたので、プレゼン手法について気づいた事をちょっと。寸劇は良かった!面白かったし、笑いが取れるのが良い上に、印象も残る。浜さんのプレゼンでは強調したいメッセージ(英語で言う”Take home message”)を含んだスライドのページだけ赤のバックグランドで目立たせていましたが、これもメリハリが付いて良いのでは?ただし、赤のバックグランドに白の文字は、プロジェクターを通してでは読みづらいと感じました。小山田さんの#fffに黒も同様にプロジェクターだとちょっと読みづらいと感じました(プロジェクターの設定の関係かも?)。僕が眼鏡は忘れていったので大きな声では言えませんが…(汗)

プレゼン中に挙手でアンケートを取るのはよく有りますが、隣通しで話し合うとは初めて出会った(笑)。

浜さん(と鷹野さんがでしたっけ)が「是非今日の感想を書くことからブログを更新してみよう、ブログを初めてみよう」と言う旨の事をおっしゃってたけど、今現在(10月18日23時45分)公式サイトの「終了しました」記事へのトラックバックはまだ3件だけ。しかも内1つはセッションされてた小山田さん。ウェブ屋では無い僕としては、ウェブ屋の方々がセッションでプレゼンされた内容を、他のウェブ屋の方々がどのように思ってらっしゃるのか—感想、意見、反論、同意、もっと良いアイデア、等々—にとても興味があります。週末過ぎると記事が増えるかな。もしこれらがmixiのみにて書かれ、mixiのみにて意見交換がされているのであれば、残念でならない。

予約もせずに当日参加で行ったので、座れてちょっとびっくり。実を言うと僕はCSS Nite3回目です。1回目は門前払い(満員)、2回目は失望に近いがっかり感が強く、3回目にしてようやく「行って良かった」と思いました。

と言うことで、そのようなきっかけを作って下さった、プレゼンされたお二人に感謝です。

追記:レポートをブログで書いても、必ずしも公式サイトへTBしてるとは限らない事に気が付いた。

READING HACKS
READING HACKS
原尻 淳一
東洋経済新報社 ( 2008-10 )
ISBN: 9784492043196
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

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