9月1つ目の3連休の月曜日(17日)に、埼玉県の川越市へ日帰りで行ってきました。川越は「小江戸」とも呼ばれています。戦火を免れたこともあり、蔵作りの家々や、明治・大正時代の建物、日本の音風景100選に選ばれた鐘楼「時の鐘」、など、どこか懐かしさを感じる古い日本が残っているところです。僕の住んでいるところからは、JR、もしくは東武東上線で1時間もかかりません。日帰りにぴったり。あと、城好きな自分としては、川越城も見たく、東京に来たときから「いつか必ず行ってみよう!」と思っていた場所でもあります。

さて、JRでも東武東上線、どちらでもよかったのですが、東上線の方が安く、早く、本数も若干多かったです。志木乗換えで約40分、川越市駅で下車。川越には川越駅と川越市駅があるのですが、歩く予定だったので、距離的目的地へ近そうな川越市駅。駅をでると「なんか田舎やなぁ~」と言うのが第一印象。

喜田院ゾーン

最初の目的地は喜田院とその周辺。喜田院は、徳川家康との結びつきが強い、天海僧正が住職だった寺院です。

喜田院

又、3代将軍徳川家光の時代に火災にあって、江戸城の一部(客殿、書院)を移築しています。江戸城にはもちろん残っていないので、貴重です。家光が生まれた部屋、とか、春日局の化粧部屋、なんかもあります。全て言い伝えらしいですけど(笑)。

喜田院-中庭

あと、この喜田院は、五百羅漢でも有名です。

喜田院の五百羅漢

博物館ゾーン

次に向かったのは、川越城。現在残っているの本丸御殿のみです。天守閣は現存していない、と言うか、建てられていません。それどころか、高校のグラウンドと、野球場にかこまれていて、「大丈夫かいな?」なんて思ってしまいます。本丸御殿ですが、二条城の本丸御殿を小さくした感じです。まさに時代劇にでてきそうな。

川越城

川越城本丸御殿

ちなみにこの広間、戦後すぐには体育館(!)として使われていたそうで、天井にボールの後が残っています。

川越城本丸御殿内部

川越城の後、旧二の丸に建てられた市立博物館へ。小さい博物館です。NHK大河ドラマ「風林火山」でとりあげられた、川越夜戦に関する特別展示がちょうど行われていました。

(続きはその2で)