タグ: XHTML

IE7はDoubled Float-Margin Bugが修正されているのとIEハック

今回の新しいデザインを作成した際に、IE固有のバグ「IE Doubled Float-Margin Bugに悩まされました。

このバグは、floatするとmarginが2倍となる、IEのみの原因不明バグ。今回でのデザインでもそうだったし、おそらく一番起こりやすいケースが、divfloat: leftで回り込ませて、同じdivmargin-left: 20pxと同じ左方向へマージンを指定するケース。20pxがなぜか2倍の40pxに表示されてしまう。Waviaeiのフッタのように、複数のdivを全てfloat: leftさせると、一番左端のdivのマージンが2倍になる。

解決方法はpositioniseverything.netで示されているように、display: inlineを指定するか、CSSプロフェッショナル・スタイルのp.248に書かれている、マージンの代わりにパディングで指定する。

Continue reading

CSSよりもHTMLの方が大事

CSS does not make a site accessible. CSS does not make your site rank higher in search engines. Good CSS does not make you an elite web programmer. I don’t code CSS. CSS is misunderstood.

訳すと、「CSSはサイトをアクセシブルにはしない。CSSはサイトをサーチエンジンに最適化しない。良いCSSが書けても、優れたウェブ・プログラマにはなれない。私はCSSのコーディングはしない。CSSは誤解されている。」

題名の「CSSに価値は無い」と共にセンセーショナルな見出しと始まりですが、要するにCSSよりもHTMLの方が重要だと Mike Stenhouse 氏は書いてます。CSSを用いるのは、セマンティックなHTMLを書いているから。そのセマンティックなHTMLの見た目を整える為にCSSを用いている。

ふと思った。世界一のインターネット環境が整っている日本。でもなかなかテーブルレイアウトを抜け出せない事も含め、セマンティックな方向に進まない。セマンティック・ウェブの可能性を自ら閉じているようにおもえるのだが・・・。世界一に環境がもったいない。

(セマンティック・ウェブについてはメタ情報とセマンティック・ウェブが詳しいです。)

CSS Beauty | CSS is Worthlessより)

言語選択の表示に国旗は使うな(パート2)

(・・・パート1から続く)

ではどのようにするのが一番よいのか?

Technique 15: Using hreflang with CSS のやり方が W3C で書かれています。しかし先日、と言っても1ヶ月ほど前ですが、456 Berea Street に書かれた Indicating language choice: flags, text, both, neither? (言語選択の表示: 旗、テキスト、両方、別の方法?)と言う記事の方が面白い。コメントも沢山書かれていて、読んでいてすごく興味深いので、ちょっとそちらの方をまとめてみます。

Continue reading

言語選択の表示に国旗は使うな(パート1)

ブログなどでもよく国旗を言語選択の表示に使うとをよく見かけます。しかしこれは「Authoring Techniques for XHTML & HTML Internationalization: Specifying the language of content 1.0」: Technique 16: Don’t use flags to indicate languages でも書かれている通り、良い方法では有りません。理由は Technique 16 のディスカッションに書かれている説明が非常にわかりやすいです。

Flags represent countries, not languages. There are many countries that use the same language, and numerous countries that have more than one official language.

(国旗は国を表す旗であり、言語を表す物ではない。同じ言語を使用する国は数多く有り、また1つ以上の言語を公用語として定めている国も数多くある。)

Continue reading