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心に残った言葉:幕末から明治にかけての日英関係

すごくランダムな記事ですが、今日片付けをしてたら出てきた紙切れから。5月末に明治神宮で行われた講演を聴きに行った時に心に残った言葉です。ブログにメモって、紙切れは処分。

遠くにいると幻想するが
近くになると幻滅する

幕末から明治中期の日英関係をさして。地理的に遠いと、幻想めいたあこがれを抱くが、交流が進み理解が深まると、それは幻想であった事に落胆し、幻滅する。
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写真展「夜明けまえ」を見てきた

昨日(5月10日)まで東京都写真美術館にて行われていた写真のシリーズ展「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 Ⅱ.中部・近畿・中国地方編」を見てきました。幕末の江戸末期から明治初期の写真にスポットを当てた展覧会です。

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日本全国の美術館、博物館、資料館等の公開施設を持った機関が所蔵する幕末~明治中期の写真・資料を調査し、体系化する初めてのシリーズ展「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史」の第二弾として「Ⅱ.中部・近畿・中国地方編」を開催します。 幕末の本にもたらされた写真は、まさに開国とともに訪れた先端技術であり、近代的西洋文明の象徴でした。 横浜や長崎などが開港、訪日する外国人写真師との関わりから、江戸の鵜飼玉川(うかいぎょくせん)や開港地の上野彦馬・下岡蓮杖(れんじょう)など、日本人の写真師が各地に現れます。彼らは、幕末~明治の近代化へ向かう日本と日本人を活写し、さらに次の世代へと伝承していきます。芸術表現に用いられる以前の写真にも、無意識だったにせよ芸術性は必ず宿っており、現在では貴重な作品です。では、このような初期の未分化な写真作品たちは、今どれほど存在しているのでしょうか。 本展では、第一弾の関東編に引き続き、現存する貴重なオリジナルの写真作品や多くの東京未公開作品を展覧します。中部・関西・中国地方の施設約2,000箇所へアンケート調査を行い、これに基づき学芸員が現地調査を敢行。写された像だけではなく、装丁や記されている文字など「物」として楽しめる初期写真史の逸品を一堂にご紹介します。

東京都写真美術館 > 夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 Ⅱ.中部・近畿・中国地方編

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