少し前になりますが、The DradCastのエピソード007にマット・マレンウェッグが出演してました(Episode 007: WordPress OS)。その中で「10年後にWordPressはどうなっているだろうか?そもそも存在するだろうか?」という質問に対してディスカッションがあり、この中でマットがこういう興味深いことを言ってます。
When you think about it, we’re kind of building a web operating system. We are building something that other people can build of.
よく考えてみれば、僕たちはウェブ・オペレーティング・システム(OS)を構築してるみたいなもんだよ。他の人たちが何かを作る際の土台になれる物を作っているんだ。
WordPressがアプリエンジンとして使われ始めているのは去年前半の話題でしたね。行きつく先はウェブOSなんでしょうか。ビジョンとしては興味深いことを話してました。(正しいのか?/進むべき道なのか?というのはまた別の話)
他にディスカッションされていたトピックは大体こんな感じ(ほぼ時系列)。
- WordPress.orgにプレミアムプラグインが無い件
- テーマの為に金を払うのと、プラグインの為の金を払うのはバリューが違う?
- WordPress.orgサイトはどあるべきか
- WordPress.orgに要望・アイデアを述べたい時にどうしたらよいか
- (他のCMSと比較して)WordPressの強みの1つは後方互換
- WordPress、10年後は?
- WordPressを汎用ではなく、目的別に分けていくべきかどうか
- プラグマティックに
- モバイルアプリ
- WordPress.comのReader。(フォロー機能。参考:「RSSの次」の可能性をWordPressが見せてくれたかもしれない – カイ士伝)
- 100% GPL
- WordPressとビジネス
- WordCamp San Diegoの2nd day – 将来のWordCampにはビジネストラックも?
- 専門分野化したWordCamp?
- マットが先日うっかり漏らしてしまった(?)今開発をしている高速化の技術。キャッシュを活用してもオーバーヘッドは発生するので、どうのこうの…(1:02:00あたり)
- WordCamp SF
動画はDradcastのサイトにもありますが、こちらにも貼り付けておきます。10年後のWordPress~、は42:20あたり。全体的におもしろかったので、興味のある方は是非。
http://youtu.be/jkWiygLIkQI