先週末、WordPress MeetupにてWordPress 3.6について(英語で)話してきました。今回のアップデートはマーク・ジェクィース(Mark Jaquith)3.6の開発前に提案していた通り、コンテンツ編集機能の強化にフォーカスされています。
WordPressの利用目的に関係無く、コンテンツの編集は必ず使う機能なので、デベロッパーにとっても、ユーザー/ブロガーにとっても興味深いアップデートではないでしょうか。
今回のアップデートは主に7つに絞ることができますが、このうち4つがコンテンツ編集関連です*。4つとも新しい機能ではなく、既存の機能をより使いやすくしたアップデートです。Betaで使ってみましたが、この中でPost Lockingが最も即効性高く便利さを感じられる機能だと思いました。
*但し、Editorial Flowは3.6からは外れました。
2013-05-30追記:投稿フォーマットUIの変更は、3.6のコアからは取り出し、まずはプラグインという形で開発が進められいくことに。ちょうどMP6のような進め方です。
テーマを作成する方は、投稿フォーマットUIの変更に伴い、theme_support()
の書き方や、the_post_format_imgae()
やthe_remaining_content()
等の新しいテンプレートタグも導入されているので要確認。投稿フォーマット使ってないよ、と言う方も一度チェックしておくといいかも。この辺のことは今のところwptuts+の記事が一番詳しいです。
新しいデフォルトテーマのTwentyTwelveは、デザインが個人的に好みでないのですが、:before
と:after
がガンガン使われていたり、calc
やhyphens
が使われていたり、background-color
がrgbだったり、レティナ対応してたりと、CSSのコードの方をむしろじっくり読みたい感じです。