月: 2013年3月

より良いWordPressテーマ開発のための7つのティップス

WordPressコアの貢献者で、Automattic社のKonstantin KovsheninさんがWordCamp Norway 2013で登壇された「より良いテーマ開発のための7つのティップス」が良かったので紹介。テーマを作る時に心がけておきたいベストプラクティス的なものです。

  1. get_template_partはトモダチだ 
    ― get_template_partincluderequireとはちょっと違うユニークなプロセスでファイルをインクルードする。
  2. スクリプトとスタイルはenqueueする 
    ― 必ずwp_enqueue_scriptwp_enqueue_styleを使うこと。
  3. Theme OptionよりもCustomizer 
    ― テーマのカスタマイズ設定はTheme OptionとCustomizerの両方もしくはどちらか1つ実装できるが、これからはCustomizerの方に集中しよう。Customizerの方がよりエンドユーザーにはより良いユーザーエクスペリエンスを提供できる。
  4. Editorスタイルを追加しよう 
    ― 公式レポジトリにある1600以上のテーマにeditor styleが含まれているのはわずか200。これじゃあリッチテキストエディターは使われないよね。実装は簡単だし、CSSもコピペすればOK。
  5. query_posts使うべからず 
    ― これば僕の一番のお気に入り。WP_Querypre_get_posts、そしてquery_posts。どれも2つ目のクエリーを走らせるのは同じだけど、query_postsだけ特殊で実行する。query_postsはメインクエリーを変更するのではなく、丸ごとそっくり差し替えるんだ。だからきちんと理解できてないととんでもないことになる。僕の経験からいって、サブクエリーを作りたければWP_Query、メインクエリーを変更したければpre_get_postsもしくはrequestフィルターを使うと良い。
  6. スクラッチから作り始めない 
    ― スクラッチから作るのはつらい。子テーマ、テーマフレームワーク、スターターテーマを使って効率的に開発しよう。車輪の再発明はしないように。コードの再利用は良いプログラミング慣行だよ。
  7. ツールをよく知っておこう。 
    ― 僕が開発時に使っているツール: Theme Check、Theme Unit Test、Log Deprecated Notices、Debug Bar + Debug Bar Extender + Debug Bar Console、Monster Widget、WordPress Beta Tester、Core Control。

勢いで訳したので、原文確認をオススメです。登壇内容が本人により分かりやすくまとめられているので、是非原文を読んでください。スライドと動画もアップされてます。

7 Tips for Better WordPress Theme Development – Konstantin Kovshenin

京急のまぐろきっぷで三浦の河津桜を見に行ってきた。

先日の日曜日(3月12日)、京急のみさきまぐろきっぷを使って三浦海岸桜まつりへ行ってきた。この時期の河津桜を見たくて河津へ行きたかったのだけれど、「日帰りでは勿体ないねぇ」ということで、より東京に近く、河津桜が植樹され、おいしいマグロも食べられる三浦海岸~三崎港へ。

 

まずは終点の三崎口駅まで行き、そこからバスで三崎港へ。お目当てはお昼ご飯と漁港周りのお散歩。三浦港回転寿司 さん和、にてまぐろきっぷの特選まぐろ・地魚セットに加え、別注文でえんがわ、イカゲソ、本鮪すき身も食べる。ぽかぽか陽気なのでもちろんビールも。

漁港の風情はそこまで感じられなかったけれど、それは散歩したルートと、昼時という時間帯が悪かったのかも。

行きが結構渋滞していたので、その後は早めにバスで三崎口駅へ戻る。そこから三浦海岸駅まで電車には乗らずに歩くあるく。確か3kmくらいで腹ごなしにいい感じ。ちょうど中間地点からはお目当ての河津桜が線路沿いや公園に植えられている。菜の花との組み合わせがきれい。

桜並木はそんなに長いわけではなく、線路・道路沿いなのでゆるりという感じではないので、まぐろを食べるのとセットでちょうどよい感じの日帰り散歩旅だった。帰る時、大根焼酎はやめて普通に三浦大根を1本。100円。安い。そして晩ご飯は家で大根づくし。みずみずしくて美味しかった。来年こそは泊まりで河津へ行きたい。