先日イランへ出張へ行ったとき、行きも帰りもチケットはeチケットでした。僕が最後に飛行機に乗ったのは5年前。その時代からeチケットは存在したらしいですが、非常に少なかったようです。航空券と言えば、薄い紙数枚がつづりになった特徴のある物でしたが、eチケットは家で印刷した紙切れ1枚です。(正確には、紙切れは必要なく、予約番号と身分証明だけでOKらしい。)
ちなみにeチケットとは、Wikipediaによると:
eチケット(Electronic Ticket、電子航空券。チケットレスサービスともいう)は、航空券に必要なデータを航空会社のコンピュータに電子的に記録したものである。上記のような紙の航空券は発行しない。旅客の手元に現物があることは必要ではないが、旅客側に記録が残らないと利便性が損なわれるため、また空港で航空会社が電子的な記録を取り出すヒントとするため、航空券の代わりに「旅程表」「確認書」「お客様控え」などとよばれる(各社により呼び名が違う)用紙に印字して顧客に渡される。中には用紙を使用せずPDF・HTML・テキスト形式で電子メールの添付ファイルとして送付したりwebページ上で顧客に表示する(顧客は印字して空港に持参することが推奨される)航空会社もある。さらに本人確認ができればeチケットは取り出せるため、旅客が一切のデータを保持する必要すらなく、旅客のICカード・クレジットカードを用いたり(後述)、パスポートを用いて空港で搭乗券発券手続きをするケースもある。(航空券 – Wikipedia)
僕はeチケットを初めて体験して「へぇ~。時代が変わったなぁ。」と思いましたが、ここ2、3年はもう普通になってきてたんですね。で、何が新しいビジネスかと言うと、POLAR BEAR BLOGさんで読んだ「広告付き航空券と言う発想」です。
いや、もう航空券に広告って印刷されてるでしょ、と思うのはちょっと待って。Sojern というベンチャー企業が、本格的な「広告付き航空券」サービスを開始し、アメリカン航空やデルタ航空など6社の米国航空会社が導入を決めたとのこと:(POLAR BEAR BLOG: 広告付き航空券、という発想)
確かに昔の航空券でも広告が有りましたが、こういう感じのは無かった。このやり方が成功するかどうかはともかく、今までの決まり切った航空券から、A4用紙1枚、しかもフルカラー印刷できるプリンターになって、こういうところに新しいビジネスが生まれてくるのかもしれませんね。