21日のロンドン外国為替市場で、英ポンドの急落が止まらず、円相場は夕方にかけて一時、1ポンド=119円台前半まで円高・ポンド安が進んだ。

ここ数ヶ月、米ドルに対しての円高が騒がれてるが、英ポンドもとんでもない事になっている。僕は10年強、英国と日本を行ったり来たりしていたけれど、その間円高が進んでもせいぜい1ポンド約150円だった。円安が進んでも1ポンド約250円。つまり、1ポンド150円と250円の間で上がり下がりしてた訳だ。それが今1ポンド120円前後になっている。

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留学すると学費や家賃、生活費が必要となってくるが、これらの額は大きい。たとえば大学の理系コース(学士)に留学すると、学費は年間9000ポンドは下らないはず。だから、10円上がったり下がったりしただけでもその影響はとても大きい。僕が大学1年生の時1ポンドは約200円たったが、2年生の時は約170円まで円高が進んだ。もちろん学費はポンドで請求され、学年が上がれごとに学費も少しづつ上がる。けれどこれを円に換算すると、1年生のときに掛かった学費で2年生の学費プラス半年分の家賃が払えた。実は恥ずかしながら、大学に入るまで学費とか生活費が幾ら掛かっていて、為替レートの上がり下がりによって円に換算した額が大きく変動する事をよく理解していなかった。なので、これを知った時は結構衝撃を受けた物です。

この円高がいつまで続くかによりますが、今年英国留学する人達にとっては追い風になるだろうな。特に学費を払わなければいけない9月頃になっても120円前後だと万々歳だ。

ちなみに僕は今年英国に旅行しようかとおもってる。なので、今のうちにポンドに換えておこうと思いつつ、タイミングを見計らっているのだ。とは言っても、一番お金が掛かるのは飛行機代。円払いだよ(泣)。