日: 2006年5月23日

高槻市ウェブサイトに見る、行政ウェブサイトの評価のされ方

今朝の朝日新聞の朝刊。地域(大阪)の面に写真付きでこんな見出しが出ていた。

高槻市HPが特選に
全国広報コンクール
職員ブログ「発信の姿勢」評価

同HPは04年に入選しており、今回は総務大臣賞(なんで総務大臣なんですかね)に輝いた。審査会は、市民や職員によるブログを「市役所みんな、市民みんなで情報発信していく姿勢がうかがえる」、地図情報や天気のリンクを「使われ。見られる情報に向けた試行錯誤が感じられる」と評価。(朝日新聞より一部抜粋)

そこでチェックしてみました:–Takatsuki City 高槻市–。CSSでは無くテーブルレイアウトです。フォント等にもほとんどCSSは使われていません。W3C Markup Validatorでエラーが無ければ良いと言うわけではないのですが、エラーが出る箇所が li が ul に囲まれていないと言うのが気になる。HTMLタグがすべて大文字なのも。文字を大きくする方法の説明にNNとOperaが有るのになんでFirefox無いん? 「–Takatsuki City 高槻市–」がtitleに記述されていますが、日本語を先にすべきでは?

以前、益子貴寛さんが「都道府県の脱テーブル状況」を調べられ、おさんぽさんぽさんも県庁所在地及び政令指定都市のWebサイト脱テーブル状況を調べられましたが、高槻市もまだまだ脱テーブルレイアウトができていないですね。ちなもに受賞したほかの行政サイトもすべてテーブルレイアウト。

じゃあなぜ総務大臣賞を受賞したんだ?

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イギリスで結婚式を挙げる日本人

昨日BBCのハプニングについて記事を探していたら、こういうのも発見: Here come the brides … all the way from Tokyo | the Daily Mail (では新郎新婦の入場です・・・はるばる東京からやって来ました)。

要するに、海外挙式とか海外ウェディングです。日本人にとっては憧れの対象となるようですが、やはり向こうの人たちは奇妙な行動と映ります。僕は英国人の友人の結婚式に出席したことがあるのですが、(予算の許す限り)なるべくたくさん親族や知り合い、友達をよんで、皆でわいわい騒ごう!って感じです。友人の場合は午前中に教会で結婚式を挙げ、午後から近くの宿付きパブを占拠(笑)。披露宴を行った後も夜通しパーティ(ディスコ有り)でわいわいと騒いでました。そういう結婚式を行う英国人からしてみれば、わざわざ地球の反対側まできて結婚式を行うのは不思議に思うでしょう。

英国国教会は、「theme parks for tourists to use as photo opportunities and holiday playgrounds」(観光者が使用する、写真撮影と遊び場のテーマ・パークのように使用している)と一部の人たちに非難されています。教会を、キリスト教信者でもない人に大金を払わせて使わさせていると。この企画を主催しているのはワタベウェディングですが、そこと契約しているある教会の方は「ここに来ないと得られない体験を提供しているのだ」と言っています。ただ英国国教会も現在資金難なので、お金の事情が本当の理由のようです。

別に海外で結婚式を挙げるなとは言いません。それぞれ色々な事情もありますし。ただ挙げる人は、宗教的に不快感を覚える地元の人たちもいると言うことを意識しておいた方がよいのでは?